- この会では、地域の方々のご協力をいただき、蜂須賀桜の広報や植樹、武家屋敷(原田家)の保存などの活動を行っております。
蜂須賀桜は、江戸時代、徳島城御殿にあった桜です。最後の藩主蜂須賀茂韶公が明治維新時重用していた藩士原田一平に移植し守り育てるよう託したものです。
原田家は藩主の思いを守り現在に至っています。殿様がお留石にとどまり桜を賞したので”おとめざくら”と 呼んできました。この桜は花びらの色が濃く、開花は2月中旬から3月中旬の早咲きです。
元東京農業大学教授(農学博士)で昭和天皇のサクラ研究の相談役を務められた染郷正孝先生に調査していただいた結果、カンヒザクラとヤマザクラの雑種であるカンザクラの系統であることが判明しました。
この会は、原田家にある樹齢約250年の蜂須賀桜を大切に保存しながら多くの人にも見てもらえるよう育成・植樹・広報を行い地域にも貢献する事を目的に活動をしております。
会のメンバーは、原田家縁の者を始め地元の知識人、育苗家、有志たちです。
平成19年8月28日 特定非営利活動法人の認証を受ける。
会の役員等 令和4年5月28日改選 顧 問 市原 実 和田明代 泉 康弘 西原元子 相談役 桑原 信義 理 事 長 西條 圭二 副理事長 柳本 強 副理事長 三牧千鶴子 理 事 宮城志津 林 博義 遠藤恵美子 理 事 斎藤尚武 近藤文子 戸田健二 理 事 原田孝子 林 雅彦 落久保重利 理 事 堀部賀榮子 安井俊之 嵯峨佐知子 監 事 東根泰章 松家久美
当面の活動は、数百年も花を咲かせると思われる蜂須賀桜の苗木の生産研究・育成と蜂須賀桜の名所を造りたいと思っています。
令和4年6月1日更新